
ブログで成果を出したいなら、まず取り組むべきがキーワード選定です。
これは記事を書く前の準備段階ですが、結果の8割がキーワード選定で決まると言っても過言ではありません。
たとえば、「ブログを書いてもアクセスが伸びない」「読まれているのに商品が売れない」という悩みがある場合、原因はキーワードの選び方にあるかもしれません。
検索されないキーワードや、読者の意図に合っていないワードで記事を書いても、成果にはつながらないのです。
かほりここでは、実際に私が普段行っているキーワードの選定方法についてご紹介します!
目次
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なぜSEOではキーワード選定が重要なのか?


ブログ記事を作成する前にキーワードを選定する理由は、ズバリ「検索される可能性の高いテーマで書くため」です。
読者は自分の疑問や悩みを「キーワード」という形で検索します。
そのキーワードに対して答える記事を書けば、検索結果に表示されるチャンスが生まれ、アクセスが集まります。
キーワード選定の重要性を4つに分けて説明しましょう。
- 検索にマッチする記事を作れる
- SEO効果を上げる
- 成果につながる記事を書ける
- 無駄な記事作成を省ける
それぞれ1つずつ説明します。
検索にマッチする記事を作れる
どれだけ良い内容の記事を作成しても、検索する人がいないキーワードなら、読まれる可能性は低いです。
ブログの中でも日記や雑記がそれに近いですね。
アクセスしてもらうにはユーザーのニーズに合致した、まさに「探していた情報」を提供できる記事キーワードで記事を作成しましょう。
SEO効果を上げる
SEO(検索エンジン最適化)とは、検索エンジンの検索結果で自社のウェブサイトを上位に表示させるための一連の施策のことです。
キーワード選定は、このSEOにおいて最も基本的な要素の一つです。
検索エンジンは、ユーザーが入力したキーワードに対して、最も関連性が高く有益な情報を提供しようとします。
そのため、記事内で選定したキーワードが適切に使用されていれば、検索エンジンはその記事を「ユーザーの検索意図に合致した質の高いコンテンツ」として評価しやすくなります。
結果として、検索結果の上位に表示される可能性が高まり、より多くのユーザーに記事を読んでもらえるチャンスが増えるのです。
成果につながる記事を書ける
この記事を読まれている人のほとんどが、商品やサービスの購入、問い合わせ、会員登録といった具体的な成果(コンバージョン)を挙げたいと思っているはずです。
キーワード選定は、成果につながる可能性の高いユーザー層に記事を届けるためにも不可欠です。
例えば、「おすすめ ノートパソコン」といったキーワードで検索するユーザーは、ノートパソコンの購入を検討している可能性が高いと考えられます。
一方で、「ノートパソコン バッテリー」というキーワードで検索するユーザーは、ノートPCの購入を検討する段階ではないと推測できます。
つまり、「ノートパソコン バッテリー」よりも「おすすめ ノートパソコン」のキーワードで記事を作った方が、成果達成につながりやすいのです。
無駄な記事作成を省ける
キーワード選定は、需要のないトピックや、競合が強すぎて上位表示が極めて困難なキーワードでの記事作成を避ける手助けにもなります。
もしキーワード選定を疎かにして闇雲に記事を量産してしまうと、誰にも読まれない記事や、労力に見合わない成果しか得られない記事ばかりが増えてしまいます。



時間と労力の大きな無駄遣いです。
モチベーションも上がりません!
適切なキーワード選定は、需要があり、かつ現実的に上位表示を狙える領域を見極める手助けとなり、効率的で効果的なコンテンツ作成戦略を可能にします。
これにより、限られたリソースを最大限に活用し、ウェブサイト全体の価値を高めることができるのです。
キーワード選定をしない初心者がよくやる3つの失敗例


- 思いつきでキーワードを決めてしまう
- 検索ボリュームを見ずに書いてしまう
- 同じ検索意図の記事を複数作ってしまう
上記3つは、ブログ初心者あるあるの失敗例です。
それぞれについてダメな理由を説明しましょう。
①思いつきでキーワードを決めてしまう
思いつきでキーワードを決めてしまうのがダメな理由は、「ユーザーが探していない、または見つけられない記事」を作ってしまう可能性が高く、努力が無駄になるからです。
先ほど説明したキーワード選定の重要性を全て無視していることになりますね。
思いつきで書きたいという方は、残念ですが収益化は諦めましょう。
どうしても思いついたキーワードやテーマで記事を書きたいなら、必ずキーワード調査してからにしてください。
調査して、検索ボリュームがあるならOK、無ければそのキーワードが含められそうなトピックを書けるキーワードを選んで書いて下さい。
②検索ボリュームを見ずに書いてしまう
検索ボリュームが極端に少ないキーワードで記事を書いても、検索結果で1位になれるかもしれませんが、訪れるユーザーはごくわずかだからです。
労力に見合うだけのアクセスや成果は期待できません。
逆に検索ボリュームが非常に大きいキーワード(ビッグキーワード)は、多くの企業や強力なサイトが狙っており、競争が激化しています。
十分なサイトパワーやコンテンツの質がなければ、上位表示は極めて困難です。
「誰も検索しない記事」や「激戦区で埋もれる記事」を作ってしまうと、アクセスや成果につながりにくくなります。
③同じ検索意図の記事を複数作ってしまう
同じような検索意図を持つ記事がサイト内に複数存在すると、検索エンジンがどの記事を評価すべきか混乱し、評価が分散してしまいます。
これを記事の「カニバリゼーション(共食い)」と呼びます。
結果として、どの記事も中途半端な順位になり、上位表示の機会を逃してしまうのです。
似通ったキーワードが複数ある場合は、1つの質の高い網羅的な記事にまとめる方が、ユーザーにとっても検索エンジンにとっても有益です。
サイト内で記事同士が競合し合わないよう、適切なキーワードで記事は作成しましょう。
キーワード選定はトピッククラスター分析して決める


SEO対策を効果的に進める上で、キーワードを単独で考えるのではなく、「トピッククラスター」というグループで捉えることが非常に重要です。これにより、ウェブサイト全体の専門性と網羅性を高め、検索エンジンからの評価向上に繋がります。
トピッククラスターとは?
トピッククラスターとは、中心となる大きなテーマがあり、それに関連する複数の細かいテーマがリンクで結ばれている構造を指します。
大きな(親)テーマ=ピラーページ
細かい(子)テーマ=クラスターページ
例えば、「コーヒー」という大きなテーマがあれば、「コーヒー豆の種類」「コーヒーの淹れ方」「カフェインの効果」などが関連する小さなテーマになります。
なぜトピッククラスター分析が重要なのか?
トピッククラスター分析の重要性は主に次の4つです。
| 専門性の向上 | 関連性の高いコンテンツをまとめて提供することで、その分野における専門性を検索エンジンに示すことができます。 |
|---|---|
| 網羅性の向上 | ユーザーが知りたいであろう情報を網羅的に提供することで、ユーザー体験が向上し、サイト滞在時間も長くなります。 |
| 内部リンクの最適化 | 関連するページ同士を適切に内部リンクで繋ぐことで、サイト内の巡回性が高まり、クローラーがサイト全体を認識しやすくなります。 |
| 検索順位の向上 | 特定のトピックに関する専門性と網羅性が評価され、検索エンジンからの信頼性が向上し、検索順位の向上に繋がります。 |
これらの相乗効果によって、サイト全体のSEOパフォーマンスが向上し、より多くのオーガニックトラフィックの獲得が期待できるのです。



つまりは、SEO対策の一環ってことですね!
初心者でもわかる【キーワード選定のやり方】


まずは無料で使えるツールを揃えましょう。
おすすめは次の3つです。
- ラッコキーワード:関連キーワードを一括で取得できる。
- Getkeyword:サジェストキーワードや再検索キーワードを取得できる
- Googleキーワードプランナー:検索ボリュームを調査できる。
もっと本格的にやる場合は「Ahrefs」や「SEMrush」などの有料ツールもありますが、初心者は無料ツールで十分です。
上記3つは無料アカウントを作成しないと使えないので、どれか一つ登録しておきましょう。
記事の方向性を決めるには、「メインキーワード(軸になる言葉)」が必要です。
このメインキーワードは、
- 自分のブログテーマ
- 扱うサービスや商品
- 読者の悩みやニーズ
に基づいて決めましょう。
たとえば、FX口座のアフィリエイトをするなら、「FX」「自動売買」「バイナリーオプション」などがメインキーワードになります。
| 例:FX解説サイトの場合のメインキーワード | |
|---|---|
| 自分のブログテーマ | FX、自動売買、バイナリーオプション、など |
| 扱うサービスや商品 | GMOクリック証券、松井証券、など |
| 読者の悩みやニーズ | 少額投資、スキャルピング、など |



どれをメインキーワードにしていいか迷う場合は、扱うサービスや商品名をまずはメインキーワードにしてみましょう!
それでは次に、メインキーワードをもとにツールで関連語を一覧にします。
ステップ1で用意したツールを使って、メインキーワードの関連キーワード(サジェストキーワード)を出しましょう。
抽出された関連キーワードは全て、この後の手順に沿ってグルーピングなどで使って下さい。
キーワードの検索ボリュームと競合性を調べましょう。
ほとんどのツールで、関連キーワード調査時に検索ボリュームも一緒に表示されます。
競合性は、ツールによって表示方法が異なるので「競合性が高い」か同課の判断方法をツールの使い方で確認しましょう。
この後の手順で、どのキーワードから優先的にコンテンツを作成すべきか、現実的な戦略を立てるのに役立てます。
似通った検索語句や、近い悩みが推測されるキーワード同士でグルーピングしましょう。
これが「トピッククラスター」の具体的な形になります。
グループ分けのポイント
- ユーザーの検索意図を考える
- 関連性の高いもの同士をまとめる
- 「親テーマ」と「子テーマ」を意識する
例(トピック:「FX」の場合のグループ分け)
たとえば、FXがテーマのブログならこのようにグルーピングをします。
| トピック(メインキーワード) | ピラーキーワード | クラスターキーワード |
|---|---|---|
| FX | fx とは | fx チャート |
| fx やり方 | ||
| fx 株 違い | ||
| fx レバレッジ | ||
| fx 取引時間 | ||
| fx デモトレード | ||
| fx スプレッド | ||
| fx 勉強 | ||
| fx スワップポイント | ||
| fx 初心者 | fx 初心者 稼ぎ方 | |
| fx 初心者 トレード | ||
| fx 主婦 初心者 | ||
| fx 初心者 失敗談 | ||
| fx 初心者 本 | ||
| fx 初心者 少額 | ||
| fx 自動売買 | fx 自動売買 おすすめ | |
| fx 自動売買 ランキング | ||
| fx 自動売買 検証 | ||
| fx 自動売買 手数料 | ||
| fx 自動売買 詐欺 | ||
| fx 自動売買 海外 | ||
| fx 自動売買 儲かる | ||
| fx 自動売買 デメリット |
考え方
FXというテーマは幅が広いです。
そこで、「FX」というものを説明するために、「基本概念」「初心者のための情報」「自動売買という手法」という3つのカテゴリに分けて記事を作成するとします。
このとき、ピラー記事のキーワードがそれぞれ、「fx とは」「fx 初心者」「fx 自動売買」です。
「fx とは」というピラー記事の中で「チャート」「デモトレード」「やり方」といった基本的な概念を説明しつつ、クラスター記事で「チャート」「デモトレード」「やり方」それぞれの詳細情報につなげます。
各クラスター記事は、「fx とは」の記事では網羅しきれない深掘りした情報を提供します。
ピラーキーワードの検索ボリュームが大きい場合は、ピラーキーワードで改めて関連キーワードを抽出してください。
メインキーワードの検索ボリュームが大きすぎる場合、ピラーキーワードも検索ボリュームが大きい傾向があります。
例えば、FXの場合は次のようにピラーキーワードも検索volが多いです。
| 検索キーワード | 検索ボリューム |
|---|---|
| fx とは | 49,500 |
| fx 初心者 | 3,600 |
| fx 自動売買 | 8,100 |
ピラーキーワードの検索ボリュームが多いと、その下につくクラスターキーワードも多くなる傾向があります。
そのため、最初のメインキーワードの調査だけ絵は不十分になるからです。



検索ボリュームが1,000以上ならば再調査しておきましょう
ピラーキーワード毎に調査をし、より網羅性の高いトピッククラスターを作ってくださいね。
- ピラーキーワード
- 検索ボリュームが300以上あるクラスターキーワード
記事にするキーワードを決めましょう。
決め方は上記ポイントで決めてOKです。
| fx やり方 検索vol:2,000 | 検索vol:2,000 |
同じ検索意図になるキーワードは、どちらか一方に絞りましょう。
なぜなら、同じ検索意図を満たす記事を2つ作成しても意味がないからです。
検索意図が同じかどうかを判断するには、実際の検索結果を確認しましょう。



表示された検索結果のTOP記事が似通っていたら、検索意図が同じと判断してOKです!
例えば、「fx やり方」と「fx 始め方」は検索volが同じ2,000です。検索結果で表示されるサイトもほぼ一緒のため、「fx やり方」だけを記事作成をします。
検索volに差異がある場合は、検索volが多い方で作成しましょう。
- ピラーキーワード(1つに絞ってもOK)
- 今すぐ客クラスターキーワード(検索vol多い順)
- お悩み客クラスターキーワード(検索vol多い順)
上記の順番で優先順位をつけていきましょう。
まずはピラーキーワードを作る。その後に、今すぐ客向けクラスターキーワード、お悩み客向けキーワードの順です。
また、商品やサービスのレビュー記事も1~3つ作っておくと、アフィリエイト的に効果的です。
なぜなら、記事を読んだ人が「この商品気になる!」と思ったときに筆者のレビュー記事があると購入までの意志決定をサイト内で完結させられるからです。
優先順位の例
FXのサイトを例に作成キーワードの選定と優先順位をつけたのが下記リンクのシート内容です。
お疲れ様でした!
これでキーワード選定は完了です。
上記ステップで選定したキーワードと優先順で記事を作成していきましょう。
キーワード選定のコツ


作成するキーワードを選び、優先順位を付けた後「思ってたより多い…」と思うかもしれません。



そんなときは、次の2つに当てはまるキーワードは選定から省いてしまってOKです。
- CV後に検索されてるキーワード
- 自サイトに関係ないキーワード
CV後に検索されてるキーワード
CV:コンバージョン(成果)の略
サイト内で取り扱う商品やサービスを、すでに利用していると推測されるキーワードは省きましょう。
例えば、次のようなキーワードです。
- 三井住友カード 問い合わせ
- 松井証券 ログイン
- エポスカード 支払い遅れ
これらのキーワードはすでに利用中の人が検索している可能性が高いと推測できます。
つまり、記事を作成しても成果へつながる可能性は低いので作成する必要は基本的にありません。
キーワードを選ぶ際には、これから商品をやサービスを買う人が検索するキーワードを中心に選びましょう!
自サイトに関係ないキーワード
自サイトや扱うテーマに関係ないと判断できるキーワードは無視してOKです。
サジェストキーワードの中には、次のようなキーワードも含まれる可能性があるからです。
- 競合サイトの指名検索ワード
- 語句が類似しているだけの単語
- 別ジャンルでの同じ語句
例えば、FXの場合なら次のような検索語句が不要と判断します。
「fx戦士くるみちゃん」:FXを題材にしたマンガの題名
「fx3 中古」:カメラの機種
「fx目薬」:サンテFXという目薬
他にも、関連性がわからないや判断できないキーワードは省略して大丈夫です。
必要に応じて担当者へ相談してください!
まとめ|キーワード選定でブログの成果は大きく変わる!
ブログで成果を出すには、書く前の準備が命です。
「誰に届けたいか?」「どんな言葉で検索するか?」を意識して、ブログを書き始めましょう。
今回紹介した方法でキーワード調査を行ってみてください。
初心者でも十分に成果が出せる記事が書けますよ。
記事を書く前には「キーワード選定」から始めてくださいね!








